2014年5月2日金曜日

12.コーヒー自家焙煎のススメ


これはタイのNACHAコーヒーであるのである。

タイのコーヒーは日本ではあまり馴染みがないのであるが、これが意外や意外、アジアで№1の味てな折り紙つきであり、良質のティピカ種であるのである。

タイの某スタバでもタイ産のコーヒー豆をご使用であるぐらいのレベルであるのである。

それで、すぐこれをご注文あそばして飲んだら、実によろしい味と香りであるのだである。

このように、自家焙煎を始めるまでは、あたしは毎日、市販のレギュラーコーヒーの粉をあれこれ購入して、ドリップしてがぶがぶ飲んでいたのである。

その量はだいたい5杯前後であるのであるが、これは、カフェインは500mḡが一日に摂取してよろしい限度であるつーご意見を何かで読んだからであるのである。

レギュラーコーヒー1杯あたりのカフェイン量は100㎎程度であるつーことであるので、5杯を限度としてるのであるが、どーみても飲み過ぎであるのである。

それで、食品安全委員会の報告書をみてみると、「カフェインの一日当たりの悪影響のない最大摂取量について、12 歳以下の子供は 2.5 mg/kg 体重、妊娠可能年齢女性は300 mg/日、その他の健康な成人は 400 mg/日までとする」てなことであるのである。

この食品安全委員会の基準では、コーヒー1杯あたりのカフェイン量は、レギュラーコーヒー粉10ḡを150mlで入れた場合、約60㎎であるそーである。

すると400÷60≒6.66666666であるので、四捨五入すると限りなく7杯ぐらいであるが、切り捨てにしても6杯は飲んでもよろしいとのお墨付きであるのである。

まあ、それで、話を戻すと、このタイのコーヒーは200gの袋詰めであるのが、こーいった、マニアックなものは別にして、あたしが毎日飲むのは、たいてい、市販の1杯づつアルミパックで真空包装して脱酸素剤が入って、ペーパードリッパー付きのものであるのである。

たとえば、袋入りであると、開封したらばどんどん風味が落ちるので、200gを飲み終わるころの最後の方はさすがにだめであるのである。

それなら、豆のまま買えばいいというご意見もあるとは思うが、簡単にいうとめんどくさいから、挽いたも粉を買ってさっと入れてさっと捨てるわけであるのである。

そうはいっても、インスタントコーヒーは飲む気にならないのである。

しかし、そのようなレギュラーコーヒーの発売して1ヶ月以内のものを飲んでも、胃腸のちょーしが変になって、寝付きが悪くなるのである。

そんなにコーヒーにこだわりがなかったのと、コーヒーを飲めばそんなもんだと思い込んでいたので、それをなんとかしようとは思わなかったわけである

まあ、それなら、コーヒーをやめればいいというごもっともなご意見あるわけであるが、それでも、飲まずにいられないぐらいの魅力がコーヒーにはあるのであるのはご理解いただけることと思うのである。

しかし、それを、ある日思い付きで、生豆のニュークロップを購入して自家焙煎して飲むようにしたらば、5杯飲んでも、快調に眠れるようになったのである。


それまで漫然とレギュラーコーヒーを飲んでいたのは、自家焙煎がしろーとにはとんでもなく難しいと言い張る焙煎業者のご意見を信じこんでいたからであるが、やってみたらば、これが簡単も簡単、まったく「誰でもできる自家焙煎」であるのである。

その結果わかったことは、ニュークロップを自家焙煎したのコーヒーの味と香りと、市販のレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーの味と香りは、まったく別物であるということであるのである。

しかし、この得も言われぬ新鮮な味と香りはニュークロップで自家焙煎して3日以内ぐらいで飲まないと消えてしまうので、それではメーカーとしてはご商売にならんので、インスタントコーヒーの味と香りをベースとした、いわゆる芳醇な香りとほどよい苦味のコーヒーを世間一般に浸透させたわけである。

その、一般的に浸透した味と香りは、つまり、日にちの経過で醸成されるものであるので、収穫して間もない新鮮なコーヒー豆を焙煎してすぐ飲んだものとは別物であるということが、自家焙煎してみるとよーくわかるのである。

自家焙煎してみると、カフェインで眠れなくなるというのが、どうも間違いであるということを感じるようになるのである。

コーヒーで寝付きが悪くなるのは、カフェイン以外の胃を荒らす成分である可能性が大きいのである。

その、第一要因はクロロゲン酸としているマニアもおられるのであるが、クロロゲン酸ではなく、タンニンが酸化して劣化したものが犯人であるとゆーマニアもおられるのである。

クロロゲン酸とタンニンを同じものとしているマニアも多々おられるが、これも間違いであるのでる。

クロロゲン酸はタンニンによく似た構造をもつが、タンニンとは別物であるのである。

しかし、コーヒーにはタンニンは入っていないとゆー専門家もおられるので、何がなんだかわからんわけである。

生豆を焙煎すると成分が変化して膨大な種類の成分を生み出して、それらがコーヒーの味や香りや色となるのであるが、実際に焙煎したコーヒーの成分については完全には解明されておらず、よくわからんそうであるのである。

焙煎の加熱により変化した成分あるいは物質が、時間の経過とともに変化して、胃を荒らしたり、体調を悪くしたりする原因である可能性が大きいわけであるが、いずれにしても、ニュークロップを自家焙煎してすぐ飲んだ場合は睡眠障害は起きないので、それにもカフェインははいっているわけであるから、カフェインが犯人ではないのは間違いないところかもしれないのである。

まあ、味については、とにかく個人によって違うので、それが必ずしも好みに合うものかどうかはともかくとして、自家焙煎したコーヒーは、インスタントコーヒーやレギュラーコーヒーとは全く違う味と香りであるので、自家焙煎未経験者のコーヒー好きは、騙されたと思って、気軽にニュークロップの生豆を購入してお試しになることをお勧めして、本日のご挨拶といたしますのである。

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